朝礼導入のメリット・デメリット
朝礼を導入する前に知っておきたいこと
それまで朝礼をしてこなかった職場に朝礼が取り入れられると、いったいどんなメリット・デメリットがあるのか、ここでひとつ整理してみましょう。
朝礼を導入することのメリット
この貴重な時間に、全員に知らせなければならない事柄の周知に努めることは非常に理にかなっているといえます。
職場の、ひいては会社の状況がどんな状態なのかを共有することができますから、全員がどんな方向に向かって働いていけばいいのかを、(全員が)意識することにつながります。
その日の仕事を開始する前に、全員の意欲が掻き立てられるような話をすることができれば、全員の仕事意欲が向上します。
同じ職場で働いている仲であっても、すべての社員とまんべんなく仲良くなることはなかなかできないものです。それは社交的な社員であっても変わらないでしょう。
しかしそのことも、毎朝必ず社員同士がコミュニケーションを交わす機会を設けることで、自然と変えていくことができます。
特に、ひとりひとりが全員の前で話をする方式をとることで、相互の理解は深いものになっていきます。
朝礼を導入することのデメリット
→ これについては、仕事のスケジュールや職場の人数等を考慮して、あまり朝礼時間が必要以上に長引かないように工夫することで対処できます。 FAXや電子メールであれば問題ないわけですが、電話の場合はやはり無視するわけにもいきません。
→ これについては、交替で電話に出る係を決めておくような工夫が考えられます
(朝から来客が多い職場の場合も、同様の工夫をすることが望ましいでしょう)。 特に、年齢が上がっていけばいくほど、朝礼の際に、ノルマの遂行を求めたり業績等に関して辛辣に語ったりしてしまう傾向が強く残っています。
社員のやる気を刺激するためには、社員全員への心理的影響を考えた上で、朝礼の話題を決めるようにしていくほうがよいでしょう。
朝礼は毎朝欠かさず続けることが大事ですが、その内容が変わらないとすぐに社員の関心が弱まってしまいます。
頻繁に朝礼の内容に変化を加えていくだけで、マンネリ化はじゅうぶんに打破できます。
朝礼のメリットを多く引き出すために
デメリットや問題点が出ないようにして、メリットをできるだけたくさん享受するために朝礼.comでは「13の徳目」という簡潔明瞭な資料をご用意しました。
これをお読みいただき、そして朝礼の見学イベント(随時開催しております)で直接ご覧いただくことで、朝礼のスムーズな導入と展開をしていただくことが可能です。
地域や職種等に関係なくどんな企業様にもご利用いただけますから、いつでもお問い合わせいただければ幸いです。